このページは当店のLaser加工機について長々と下らない自慢をしたいわけではありません。
CADやイラストレーターなどのデータを送っていただいて、加工をすることもボチボチ始めて行く予定ですので、その説明です。
色々なことができると思いますので、これはというアイデアがありましたら、ご一報いただければ幸いです。
| カットできるもの |
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当店の素材といたしましては、4008, 4020, 4034, 4304などのカメラ革がビニール＋ファイバー素材ですので、レーザーではカットできません。
ビニールがカットできないのは、加工時にダイオキシンが発生するためです。命を削って仕事をする覚悟は私たちにはありません。
例外的に、#4040のみカットができます。この素材のみスチレン系で有毒ガスが発生しません。
下は4040をカットしている動画です。
従いまして、とりあえずレーザーカットは現状#4040のみとなります。ワインレッドスネークなどの色革でもカットできますが、レーザーでは素材が痩せてデータ通りにはカットできません。カメラを送っていただいて加工の場合は、こちらでデータを合わせてカットをさせていただきます。
また当店の2mm/3mmのスポンジのカットは可能です。こちらもレーザーカットで多少素材が痩せます。しかしスポンジのカットではそれほど問題にならないと思います。
下は、2mmのスポンジ素材をカットしている動画です。通常テープ面からカットをしております。
カットアウトだけではありません。ハーフカットも可能です。
下は、蛇腹を作るためのゴム布をカットアウト＆ハーフカット（筋入れ）している動画です。
下の画像のように、黒い線はカットアウトして、赤い線はレーザーのパワーを弱めて、素材を1/4深ぐらいに筋を入れてカットアウトせず、折り目を付けやすくするわけです。この方法だと蛇腹が信じられないぐらい短時間でできあがります。
植毛紙のカットも全く問題ございません。この植毛紙が当店ではよく売れるのですが、皆様何に使われるのでしょうか？
CADのデータをお送りいただければ、当店で安価にカットさせていただきますよ。まずは info@aki-asahi.com までご相談ください。
二次元CADのデータは、*.DXFでお送りください。イラストレーターのデータでも可能です。*.aiのままでも行けると思うのですが、データのコンバートは問題が起こる場合が多いので、データはベクターデータのみで、フォントなどはロックしてお送りください（※注 参照）。データはビットマップ画像不可です。
というのは、レーザー加工機一般としてベクターデータしかカットできません。なので、jpg, gif, bmp, psdなどのビットマップ画像は全く受け付けてくれません。やれと言われれば、ビットマップからベクターデータにトレースは私がやりますが、高くついてしまいます。
二次元CADの使い方はチュートリアルのページを作りましたので、ご参考にしていただければ幸いです。ちなみにCADは全然難しくありません。
※注：当店のレーザー加工機はCorel Drawでドライブされます。その他のアプリケーションではまともに加工機が動いてくれません。どんなデータも（CADデータを含む）すべてCorel
Drawで開いて加工機にデータを流します。つまりCorel Drawで開けるデータであればそのまま使えます。
彫刻機ではないですが、ラバースタンプも簡単にできてしまいます。作ることは可能ですが、当店はスタンプ台木とかありませんので、スタンプ屋さんに依頼された方が早いと思います。下の画像は当店の住所印です。サイズは67mm x 25mm。永楽銭の直径は10mm、中の文字は3mm x 3mmですが、ご覧の通り"寶"の文字もほぼ潰れずに彫刻できております。住所の漢字も3mm角ほどです。
台木は以前のスタンプのものを流用しています。
革の加工ですが、実は結構問題が多いです。ヌメ革、クロム革ともに切断面がかなり焦げます。ヤスリなどで軽くこすればある程度きれいになりますが、切断面の綺麗さは抜き型でのカットにかないません。黒い革でしたらそれほど問題にならないと思います。
焦げの問題はありますが、革包丁やその他の刃物でカットできないような複雑な細かい曲線などは、正確にカットできます。
また表面に焼き入れエンボス加工が可能です。焼き入れのデータもベクターデータでしか加工できません。
切り絵もベクターデータからカットできます。
サンプル画像は、植毛紙を切り絵にカットしたものです。
切り絵は手で切るから味がでて面白いのであって、レーザーで正確に10分ぐらいでカットしてもあまり面白くないと思いますが、薄いアクリル板などを切り絵にカットして、ステンドグラスっぽいライトを作ったりとかのアイデアはあると思います。
データは通販（こちらのサイト）で購入できます。購入をすれば、著作使用許諾済みになり、製品化やホ−ム・ペ−ジ掲載など使用可能です、とありますので、製品として使用しても問題はないようです。要望が多ければ、私の方でデータを購入して用意しておきます。
思いついたものを深く考えずに何でも商品化していく予定ですが、2008年4月2日はこれです。
これは何ですか？と申しますと、何と、ストラップリングの傷防止カバーです。上の画像をクリックすれば、大きなサンプル写真が表れますので、興味のある方はクリックをしてみてください。
何が違うと申しますと、斉藤ミチゾウさんとか春日大明神の名前が彫ってあるものを売るんじゃなくて、あなたの名前なり座右の銘なりを彫ってしまうというものです。「八幡大菩薩」でも「風林火山」でもOKです。ただ漢字5文字ｘ2列ぐらいが限界だと思います。
縦書きも対応をしています（写真リンク）。データがあれば家紋を入れるみたいなことも可能です。永楽通宝と二頭波頭の家紋は私がベジェ曲線を引いて描きました。普通によくある家紋でしたら、フリー素材としてベクトルデータがダウンロードできるサイトがありますので、そちらからデータをいただいてくると手間がかかりません。真田六文銭旗なら自分でやっても手間がかかりませんね。焼きを入れられるスペースはこちらのリンクをご覧ください。イラストレーターファイルを送っていただければ、あなたのデザインで作らせていただきます。その場合、フォントは必ず「文字」→アウトラインを作成→保存してから送ってください。
裏革は何とスエード張りです（写真リンク）。革製品というのは、不思議なことに裏張りをすると、一気に高級感が出ます。
12mm幅までのストラップが合いますので、ほぼどんなストラップでも合うと思います。
取り付け方はこちらの画像をご覧ください。
近々Webを編集してリストいたします。2枚（カメラ1台分リング付き）予定価格1000円。
ツキ板シートでの貼り替えも始めました。
作例：Kallovex 桜材の薄板で貼り替え（本物の木材です）
（写真1小、写真1大 /写真2小、写真2大）
作例：Hasselblad500CM 桜材
（写真小、写真大）
木目のプラスチックシートではなく、木を薄くスライスした板を使って貼り替えをしております。
これぞレーザーカットの真骨頂と言えましょう。カッターナイフやポンチでは到底カットしきれませんし、刃型でも割れたりしてしまい、難しいです。0.1mm単位の正確さでカットできるレーザーならではの力技です。
まだまだ説明不足で申し訳ございませんが、追って説明を追加していきます。
まずは info@aki-asahi.com までお問い合わせください。